取り外しができる装置を使っています1
2020年3月16日
こんにちは。風が強くて寒い日ですね。土曜日は大粒の雪にびっくりしました。
さて前回は、取り外しのできる床矯正装置についてご紹介しました。
(前回の記事はこちら→ 取り外しができる装置もあります。)
今日は実際に使用を開始していただいているケースをご紹介します。
CASE 1 前歯の交叉咬合を伴う歯並びのデコボコに床装置を使用している例
(交叉咬合って何だ??と思った人はこちら → 交叉咬合、奥歯の反対咬合 )
お口の中の状態はちょうど、
・6歳臼歯が完全に出ている。
・上下の前歯が8本そろっている。
・前歯の交換が終了していて、横の乳歯がグラグラしてくる前の状態(この方は小3です)
という時期で、床装置で乳歯を側方拡大するには十分に時間が取れそうです。
上の写真は実際に装置を装着していただいたものです。
患者様ご本人や、保護者様には夕食後から起床して朝食をとるまでは装置を使用してもらうようにご指導いたしました。
小学生の中学年のお子様であれば9~10時間は睡眠時間をお取りかと思います。
就寝時間の9~10時間は最低でもご使用をお願いしました。
上の写真は、使用を開始して3か月が経過したところです。
写真の〇のところに注目です!
交叉咬合だった左側前歯のかみ合わせが変わってきていますね。
また、左下の前歯も、歯列の拡大に合わせて内側に移動して歯並びがそろってきました!
患者様ご本人でも咬み合わせの変化が確認できるため、装置使用へのやる気も維持され順調に治療が進んでいます!
変わってきたよ!とご本人からお声がけいただくことができて私もうれしく思います。
また、その後のご報告もお待ちください。
ふみ矯正歯科 竹村 史