取り外しができる装置を使っています2
2020年6月17日
こんにちは!梅雨の合間は夏空が広がって、暑い日々ですね。大物の洗濯が楽しい時期になりました。
前回ご紹介した CASE 1 前歯の交叉咬合を伴う歯並びのデコボコに床装置を使用している例の経過報告です。
(床装置って何だ?と思われた方はこちら → 取り外しができる装置もあります。
前歯の交叉咬合が改善し、前歯部に隙間が目立つようになってきたので「ブラケット」という歯を動かすために使用する矯正器具を装着し、前歯の並びや配置を細かく修正しているところです。
上の前歯に注目してください。
何か色がついているものが張り付いていますね?
透明の四角い物体がブラケットです。(ブラケットの説明はこちら)
床装置と併用できるように前歯4本のみを並べ替えています。
ブラケット装置では、歯の位置、高さ、角度、歯の隙間を調整することができます。
当院では、床矯正治療の後半戦として、前歯4本はしっかり綺麗に並べるために、患者様の承諾を得てブラケット矯正も行っています。
ブラケット装置で歯の位置を調整しだして2か月が経ったところが上の写真です。
前歯の高さの違いや、歯の隙間が変わってきたのが分かると思います。
皆さんの思っている矯正治療をしている歯並びに、どんどん近づいてきているのではないでしょうか?
治療途中ですが、初診時からの変化を比べて見てください。(写真撮影が残念で見にくいかもしれません・・・)
上下の歯並びとも、検査時の写真からすると、歯列に丸みが出てきたことが分かると思います。
頑張って、毎日継続して床矯正の装置を使用してくれると、このような変化が起きてきます!
前歯の高さも整ってきたので、後はまだ残っている前歯の隙間を整理して、永久歯の犬歯が生えてくる隙間を確保します。
このまま、乳歯→永久歯の交換が順に進んでいけば大きな凸凹もなくきれいな永久歯列になっていくだろうな、というところまで来ました。
あともうひと踏ん張りです!!
永久歯は虫歯にならないように歯磨きも練習していきましょうね!!
また、数か月後に経過をご報告いたします。
ふみ矯正歯科 竹村 史