横顔の変化がわかりますか?(こどもの反対咬合)
2021年12月13日
今日は、1期治療の保定治療に移行した患者さんの before & after をご紹介します。
ケース:反対咬合、前歯の凸凹
治療開始時年齢:8歳9か月
使用した装置:リンガルアーチ(上の前歯を外側に押し出す装置)
ブラケット装置(歯の位置・並びを整える装置)
拡大床装置(混合歯列の時期に使用して歯並びを丸く整える装置)
動的治療終了:10歳8か月(現在リテーナー装置を使用し、保定観察中)
唇の形に注目して変化を見ていただけると何か違うかな?と分かりやすいと思います。
唇の形は前歯の位置に影響されますので、治療前(左)は下の前歯の方が出ているので、下唇が出ていますが、治療後(右は)上の前歯の方が出ているので、上の唇の方が出ています。
きれいなE-lineが引けています!
上の2番目の前歯がなかなか出てこない時期があり、治療期間が長くなりましたが毎月頑張って治療に来ていただきました。
今後は、歯並びが維持できているか、前歯のかみ合わせをキープできるか観察していくので、3-4か月ごとの経過観察を続けていきます。
前歯の位置が気になるな。。。というお悩みをお持ちの方、治療後、口元の印象が変わりますよ!!
ふみ矯正歯科 竹村 史